[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/07/パソコンに夢中の男性.jpg” name=”あなた” type=”l”]「自分の部屋だけWi-Fiが届かない」
「2階3階までWi-Fiが届かない」
「Wi-Fiが安定しない」[/voice]
こんなお悩みにお答えします。
✓ この記事の内容
- メッシュWi-Fiの特徴
- メッシュWi-Fiと従来品との違い
- 代表的なメッシュWi-Fiルーター
とにかくWi-Fiに安定性を求める人・家が広い人は、この記事を読めばOK。
この記事では、新しいネットワークのメッシュWi-Fiについて解説していきます。
✓ この記事の著者
- 通信会社で10年以上働く営業マン
- 主に無料インターネットを提供
- 業界で初めて埋込式無線LANを採用
メッシュWi-Fiの特徴とは

✓ メッシュWi-Fiのメリット
メッシュWi-Fiのメリットとは、何と言ってもつながりやすさです。
ルーターとサテライトとでネットワークを構成するため、Wi-Fiの死角がなくなり自宅全体をカバーできます。
ルーターとサテライトの接続はもちろん、サテライト同士でも接続し合っているので、サテライトの数が増えれば増えるほど、より安定したネットワークになります。
カンタンに言うと、すべての機器が手を取り合って、1つのネットワークを作り上げているといった感じです。
✓ ネットワークイメージ

また、常に良質な電波を拾うことができるので、Wi-Fiが途切れてイライラなんてこともありません。
✓ メッシュWi-Fiのデメリット
メッシュWi-Fiのデメリットとは、機器の価格が高いこと。
メッシュWi-Fiはもともと高価な機器であることに加えて、サテライトの数を増やせば増やすほど、負担が大きくなります。
Wi-Fi6(2×2)のメッシュWi-Fiルーターとサテライトのセットの場合、7万円を超えます。
基本セットで自宅全体をカバーできなければ、追加でサテライトを購入する必要があります。
また、メッシュWi-Fiは同じメーカーで統一させないと、ネットワークを構築できません。
[aside type=”normal”]Wi-Fi EasyMeshに対応した機器であれば、メーカーが違ってもメッシュWi-Fiが利用できます。[/aside]
メッシュWi-Fiと従来品との違いとは

従来のWi-Fiと中継機とは、接続関係が1対1となります。
供給元との接続が切れてしまえば、ネットワークは断線します。
仮にWi-Fiルーターと中継機A、中継機Bを設置しており、中継機2台ともにWi-Fiルーターと接続しているとしましょう。
Wi-Fiルーターと中継機Aの接続が断線した場合、中継機Bの電波が中継機Aに届いていても、中継機同士で接続はしないため、中継機Aの電波ではインターネットが使えません。
✓ イメージ

また、Wi-Fiルーターと中継機のSSIDは異なります。
端末がWi-Fiルーターの電波を拾っている限り、仮に中継機の電波の方が強くても、自動的に乗り換えることはしません。
電波を切り替えるためには、端末の設定などで手動で切り替える必要があります。
しかし従来品のWi-Fiルーターと中継機は、商品数も多く、販売価格も安定しています。
メッシュWi-Fiのように、Wi-Fiルーターと中継機でメーカーをそろえる必要もありません。
✓ 従来品のWi-Fiで問題ない人とは
- ネットをする部屋が決まっている
- IoT機器の接続数が少ない
- あまりお金をかけたくない
✓ メッシュWi-Fiがいい人とは
- Wi-Fiの安定度を求める
- IoT機器の接続数が多い
- 自宅が広い
✓ メッシュWi-Fiと従来品の比較
メッシュWi-Fi | 従来品 | |
安定度 | 高い | 普通 |
広さ | 広範囲 | 限定的 |
最大通信速度 | 2402Mbps | 4803Mbps |
切替 | 自動 | 手動 |
価格 | 高い | 安い |
互換性 | 条件あり | あり |
代表的なメッシュWi-Fiルーターとは

代表的なメッシュWi-Fiの最大通信速度や対応Wi-Fi規格、価格をまとめました。
RBK852-100JPS
ネットギア製のメッシュWi-Fiルーターとサテライトのセット。
価格はビックリしますが、Wi-Fi6(2×2)に対応しています。
サテライト1台は、36,436円でした。
メーカー | ネットギア |
型番 | RBK852-100JPS |
規格 | Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 2402Mbps |
ストリーム数 | 2×2 |
価格(Amazon) | 72,545円 |
WRM-D2133HP/E2S
バッファロー製のメッシュWi-Fiルーターとサテライト2台のセット。
Amazon限定品となります。
規格はWi-Fi5となりますが、最大通信速度が1733Mbpsもあり、コスパ最高です。
メーカー | バッファロー |
型番 | WRM-D2133HP/E2S |
規格 | Wi-Fi5 |
最大通信速度 | 1733Mbps |
ストリーム数 | 4×4 |
価格(Amazon) | 24,980円 |
Google Nest Wifi
Google製のメッシュWi-Fiルーター。
サテライトは別売りで、18,150円になります。
接続規格はWi-Fi5ですが、最大通信速度が1733Mbpsと十分なスペックです。
メーカー | |
型番 | GA00595-JP |
規格 | Wi-Fi5 |
最大通信速度 | 1733Mbps |
ストリーム数 | 4×4 |
価格(Amazon) | 19,000円 |
メッシュWi-Fiのまとめ

✓ メッシュWi-Fiがいい人とは
- Wi-Fiの安定度を求める
- IoT機器の接続数が多い
- 自宅が広い
メッシュWi-Fiとは、Wi-Fiの安定感がバツグンによいWi-Fiネットワーク機器。
親機とサテライトが各々に接続しあっていて、お互いがお互いをカバーし合ういわばチームプレイのネットワークです。
接続端末が多い・自宅が広い(2階3階ある)などの人にぴったり。
その分、機器代は高くなりますが、従来品ではWi-Fiが使えない・届かない人は検討してみてください。
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