ひろぽん(@hiropon_cafe)です(^^)/
建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用方法をまとめました。
[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/08/現場監督.jpg” name=”現場監督” type=”l”]・大手ゼネコンの運用方法は?
・機器一式をどこに置いている?[/voice]
そんなお悩みをこの記事が解決します。
建設キャリアアップシステム(CCUS)の1番の課題は、運用方法です。
大手ゼネコンの建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用方法をご紹介します。
[aside type=”boader”]【自己紹介】
建設キャリアアップシステム運用支援機器を取り扱う営業マンです。
ゼネコンからヒアリングをした情報をもとに、建設キャリアアップシステムの運用方法を解説していきます。[/aside]
[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1439(圧縮).jpg” name=”ひろぽん” type=”l”]建設キャリアアップシステムに必要なものから見ていきましょう![/voice]
すでにグリーンサイトを利用中の現場については、こちらの方法でも運用可能です。
[kanren postid=”5072″]
建設キャリアアップシステム(CCUS)に必要なもの
建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用で必要になるものは、以下の4つ。
[aside type=”boader”]① 通信端末
② ICカードリーダー
③ インターネット環境
④ 技能者カード[/aside]
ゼネコンが用意するものは、①~③の3つになります。
[aside] 技能者カードは職人が準備するので、ゼネコン側で用意はいりません。[/aside]
[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1439(圧縮).jpg” name=”ひろぽん” type=”l”]①~③の解説をしていきます![/voice]
①通信端末
建レコアプリを起動させるために必要となります。
約半数のゼネコンは、工事監督に支給しているiPadをそのまま利用させています。
支給していないゼネコンは、レンタル会社を利用しているケースも。
SIM付きiPadであれば、③インターネット環境も同時にそろうため実用的です。
②ICカードリーダー
技能者カードを読み取るために必要です。
8割程度のゼネコンは、カードリーダーを新調しています。
中にはiPadとセットでレンタルしているゼネコンも。
通信端末のOSによって、利用できるICカードリーダーが異なるので注意が必要です。
下の記事もあわせて参考にしてください。
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③インターネット環境
読み取った技能者の情報を建設キャリアアップシステム(CCUS)に送信するために必要です。
SIM付きiPadを用意すれば、別途用意する必要はありません。
パソコンでの運用であれば、事務所の回線を利用するか、モバイル回線を用意しましょう。
建設キャリアアップシステム(CCUS)運用例
建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用方法については、多くのゼネコンが頭を抱えています。
効率化と安全性の観点から、工事監督に負荷がかかっているケースをよく見ます。
現場の規模や条件によっても、運用方法は異なり、どのゼネコンも手探りで運用しているのが現状です。
[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1439(圧縮).jpg” name=”ひろぽん” type=”l”]実際の運用例からメリット・デメリットを解説します![/voice]
CCUS運用方法①朝礼時にまとめて登録
iPadを工事監督に支給しているゼネコンが最も多く運用しているケースです。
会社の所有物であるiPadのため、建設キャリアアップシステム(CCUS)以外でも、工事監督はiPadを利用するためです。
主なメリット・デメリットは以下の通り。
[aside type=”boader”]運用のメリット
・CCUSの運用状況を把握できる
・盗難の心配がない
運用のデメリット
・CCUSの利用者が増えた時に対応できない
・炎天下でiPadの電池が膨張する[/aside]
[aside type=”warning”]暑さでiPadの電池が膨張し、iPadが全滅した!というゼネコンも。[/aside]
CCUS運用方法②現場事務所に設置
現場と事務所が近い場合に運用されているケースです。
主なメリット・デメリットは以下の通り。
[aside type=”boader”]運用のメリット
・CCUSの運用状況を把握できる
・盗難の心配がない
運用のデメリット
・現場事務所に行列ができる
・現場と事務所が離れている
・事務所の戸締りができない[/aside]
特に現場と事務所が離れている。戸締りができないことが課題となります。
[aside type=”warning”]わざわざ事務所に行ってられない!と登録をしない技能者もいるようです。[/aside]
CCUS運用方法③詰所・休憩所に設置
現場の詰所や休憩所に建設キャリアアップシステム(CCUS)の端末を設置する方法。
主なメリット・デメリットは以下の通り。
[aside type=”boader”]運用のメリット
・運用に手間がかからない
・技能者も登録がしやすい
運用のデメリット
・機器の盗難に不安[/aside]
運用方法①と②に比べて圧倒的に運用が楽になるようですが、機器の盗難を心配する声が多かったです。
[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1439(圧縮).jpg” name=”ひろぽん” type=”l”]警備小屋の中に設置しているという声もありました。[/voice]
建設キャリアアップシステム(CCUS)のゼネコン運用例まとめ
建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用例をまとめました。
ほとんどのゼネコンではiPadとICカードリーダーの組み合わせで運用されています。
建設キャリアアップシステム(CCUS)の専用の端末を用意するよりも、利便性の高いiPadの方が便利だからです。
現場支援ツールなども充実しており、併用して利用している現場も多く見受けられました。
ゼネコンの工事現場ではますますIT化が進んできています。
建設キャリアアップシステム(CCUS)をきっかけに、現場の働き方改革を考えていきましょう。
このブログがその参考になれば幸いです。
[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1439(圧縮).jpg” name=”ひろぽん” type=”l”]最後までありがとうございました。[/voice]