【まとめ】建設キャリアアップシステムとは?業界の方針と運用方法とメリットとは?

ひろぽん(@hiropon_cafe)です。

建設キャリアアップシステムについてまとめました。

[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/08/現場監督.jpg” name=”現場監督” type=”l”]・どんなシステム?
・対応しなくても問題ない?
・運用方法は?[/voice]

そんな疑問にお答えする記事です。

結論からお伝えすると、建設キャリアアップシステムの導入は早い方がおすすめ。

2023年度にはすべての建設現場での原則化が予定されており、2020年10月には登録料の引き上げも予定されているためです。

建設キャリアアップシステムとは?業界の今後の方針とは?運用方法とは?メリットとは?について解説していきます。

[aside type=”boader”]【自己紹介】
建設・不動産に関連したサービスを提案している営業マン。
最近では建設キャリアアップシステムの運用支援機器をメインに活動しています。[/aside]

目次

建設キャリアアップシステムとは

現場監督とPC

建設キャリアアップシステム(Construction Career Up System 略:CCUS)

建設キャリアアップシステムとは、建設業に携わる技能者(=職人)の処遇改善と建設会社の生産性の向上を目的として、国土交通省が中心となって進められているシステムです。

また近年課題とされている若年層の建築ばなれにおいても、一定の効果が期待されているシステムです。

しかしながら、実際の建設キャリアアップシステムの運用状況は芳しくない。

約330万人いると言われている技能者の初年度の登録者数の目標を100万人と設定されていましたが、実際に登録された技能者は30万人にも満たなかった

また建設キャリアアップシステムを運営している一般財団法人「建設業振興基金」においても、運営費用の採算があっていないという理由から、国土交通省から料金の引き上げ要求が出されて状況です。

[kanren postid=”5028″]

建設キャリアアップシステムの方針とは

矢印_地面_靴

国土交通省と建設業4団体は2020年3月の意見交換会にて、「2023年度には公共工事・民間発注工事に関わらず、すべての現場に建設キャリアアップシステムの活用を目指す」ことで合意されている。

また同年2023年には建設業退職金共済(建退共)を電子申請に完全移行とし、建設キャリアアップシステムと連携をさせることも表明されている。

参考資料:建通新聞電子版 CCUS、義務化へ道筋 国交省・4団体より

これに伴い、建設キャリアアップシステムを運営する建設業振興基金や建設業の労働組合を束ねる全国建設労働組合総連合でも、全国で説明会等を実施している。

※ 現在は新型コロナウイルスの影響で、一次中断およびオンライン説明会となっている。

建設キャリアアップシステムの運用方法とは

男性_ホワイトボード

建設キャリアアップシステムを運用方法とは、大きくわけると以下の通り。

[aside type=”boader”]建設キャリアアップシステムの運用方法
① 建設キャリアアップシステム単独運用
② 労務・安全衛生システムとの連携運用[/aside]

建設キャリアアップシステムの利用料についてはどちらも変わりはないが、運用するために必要な機材の用意や追加費用などが異なる。

建設キャリアアップシステム単独運用とは

建設キャリアアップシステムの単独運用とは、グリーンサイトなどの労務・安全衛生システムを利用していない、もしくは連携させない事業者がCCUS単独で就業履歴等を運用すること。

建設キャリアアップシステムの運用に最低限必要となる機材等は以下の3つ。

[aside type=”boader”]① 通信端末
② ICカードリーダー
③ インターネット回線[/aside]

① 通信端末:就業履歴を登録するための「建レコアプリ」をインストール・起動する。

② ICカードリーダー:建設キャリアアップカードの技能者情報を読み取る。

③ インターネット回線:建レコアプリに登録された就業履歴をCCUSのサーバーに送信する。

①通信端末についてはSIM付きiPadを採用すれば、③インターネット回線も解決することができる。

②ICカードリーダーには専用端末が必要なため、下記関連記事を確認してください。

[kanren postid=”4900″]

グリーンサイトとの連携運用とは

グリーンサイトとの連携運用とは、グリーンサイトのCCUSデータ連携サービスを用いて運用する方法。

主に連携される情報は以下の4つ。

[aside type=”boader”]① 現場・契約情報
② 施工体制情報
③ 就業履歴情報
④ 施工体制技能者情報[/aside]

グリーンサイトで管理している情報から上記4つの情報を、建設キャリアアップシステムと連携することができる。

これにより先述したCCUSの運用に必要な通信機器・カードリーダー等は不要となる。

しかしデータ連携には、グリーンサイトの「CCUSデータ連携サービス」の申し込みが必要になるため、追加費用が発生する。

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建設キャリアアップシステムのメリットとは

男性_喜び

建設キャリアアップシステムのメリットとは、以下の通り。

[aside type=”boader”]① 経営事項審査の評点が上がる
② 事務作業の効率化[/aside]

事業者の負担が大きいとされている建設キャリアアップシステムですが、これまでの業務負担が軽くなる・入札に強くなるなど、しっかりと運用をすることでメリットとなることも多いです。

経営事項審査の評点が上がるとは

建設キャリアアップシステムを活用した技能者能力の評価が、経営事項審査の審査基準に加わることが決定されました。

公共工事などの入札案件で有利に働く可能性が高くなるため、建設キャリアアップシステムを導入するメリットと言えるでしょう。

事務作業の効率化

これまで紙媒体で取り扱ってきた安全書類や作業員名簿などの帳簿が、建設キャリアアップシステムを利用することで、データ上で取り扱いとなり作業効率化がはかれます。

また入退場記録も自動化され、建退共がデータ化されることで、現場監督の事務作業量が減ることもメリットとして挙げることができます。

建設キャリアアップシステムまとめ

建設図面_ペン_定規

建設キャリアアップシステムの概要・方針・運用方法・メリットについてまとめました。

建設キャリアアップシステムの導入については、批判的な意見を持つ事業者が多いです。

事業者側の負担が大きい・技能者が利用しないなどの理由から、とりあえず先送りとしている事業者もいます。

建設キャリアアップシステムは現在過渡期であり、利用メリットが十分に広報されていないことがその理由であると推測できます。

しかしながら、2023年度にはすべての建設現場での利用が原則化されます。

また事業者登録料が5倍に引き上げられる可能性も高いです。

せめて事業者登録でも9月までに完了させておくことをおすすめします。

この記事以外にも建設キャリアアップシステムについてまとめています。

[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1439(圧縮).jpg” name=”ひろぽん” type=”l”]ぜひ参考にしてください![/voice]

最後までありがとうございました。

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