[voice icon=”https://hiropon-cafe.com/wp-content/uploads/2020/05/pose_necchuu_computer_man.png” name=”あなた” type=”l”]「NURO光マンションミニの開通工事は申し込みからどれくらい?」「開通工事ってどんな工事をやるの?」「すぐにネットが使いたい場合はどうするの?」[/voice]
そんな疑問にお答えします。
✓ 本記事の内容
- NURO光マンションミニ開通工事の概要
- NURO光マンションミニ開通工事までの対策
NURO光マンションミニは、開通工事までが遅いと言われています。
理由としては、部屋ごとに光ファイバーが引かれるため、一般的な光回線のマンションタイプよりも一工程分の工事が増えるためです。
部屋ごとに光ファイバーを引くメリットや実際の工事までの期間を調べましたので、本記事にまとめました。
✓ 本記事の著者
[aside type=”boader”]インターネットや無線LAN、IoT商品を取り扱う営業マン。
NURO光マンションミニを自宅に引き込み、色々と検証しています。
通信の専門家目線で、インターネットに関するあれこれを分析しています。[/aside]
NURO光マンションミニの工事は2回
NURO光マンションミニの開通工事までの期間は、1ヶ月〜3ヶ月かかるといわれています。
一般的な光回線は、2週間〜1ヶ月で開通しますが、なぜNURO光マンションミニの開通工事には時間がかかるのか?
その理由は、NURO光マンションミニの工事は、宅内工事と屋外工事の2回に分かれているからです。
なぜ工事が2回に分かれるのか?
上の画像はMDFと呼ばれる、部屋と電柱の中継地点です。
一般のマンションタイプの場合には、電柱からMDFまでに引き込んだ光ファイバーを利用者の数に応じて分岐させています。
そのため、屋外工事はマンション内の最初の申し込みのときだけ実施され、それ以降の申し込みでは宅内工事のみが行われます。
しかしNURO光マンションミニの場合には、部屋ごとに別々の光ファイバーを電柱から引き込むため、申し込みのたびに電柱からMDFまでの屋外工事が必要となります。
そのためNURO光マンションミニの工事は宅内工事と屋外工事の2回に分かれ、開通までに時間がかかるというわけです。
部屋ごとに別々の光ファイバーを引くメリットとは?
一般的な光回線は、1本の光ファイバーを利用者に応じて分岐させているため、マンション内の利用者が増えれば増えるほど、光ファイバーに負荷がかかります。
インターネットを使う時間帯がマンション内で重なった場合には、光ファイバーの合流地点で通信が混雑するため、回線速度が不安定になります。
しかしNURO光マンションミニは部屋ごとに別々の光ファイバーが引かれるため、建物内にいくら利用者がいても影響を受けることはありません。
サービス名に『マンションミニ』とつけられていますが、実際には戸建てタイプと同じになるため、通信速度が安定するというわけです。
実際に申し込んでから開通工事までにかかった期間は?
申し込みの時期やエリアによって工事期間は異なりますが、一例として実際に僕が申し込みから工事までにかかった期間をご紹介します。
場所 | 東京23区内 |
申し込み | 2020年10月8日 |
宅内工事 | 2020年10月19日 |
屋外工事 | 2020年11月18日 |
NURO光マンションミニに申し込んでから屋内工事まで、1ヶ月半程度かかりました。
これでもNURO光にしては早い方で、Twitterを見るともっと工事に時間がかかってる人も。。
NURO光マンションミニの工事内容
宅内工事ってどんな工事?
- 光ファイバーを配線する
- 部屋に光コンセントを設置する
- 通信機器を設置する
[aside]※ NURO光マンションミニの工事には、オーナーや管理会社の許可が必要です。事前に許可をとっておきましょう。
※ 宅内工事を土日祝で依頼した場合、基本工事費に3,000円が追加となります。[/aside]
光ファイバーを配線する
MDFから部屋までの間を、光ファイバーで配線していきます。
上の画像に黒い配管がありますが、この配管を利用して光ファイバーを引き込みます。
ただし古い建物で配管の設備がない場合や既存のケーブルで配管が埋まってしまい利用できない場合には、MDFを経由せずにエアコンのダクトから直接部屋に引き込む場合もあります。
エアコンのダクトも利用できない場合には、壁に穴開け工事が必要となるので、オーナーや管理会社から工事NGとなるケースもあります。
光コンセントを取り付ける
無事に部屋まで光ファイバーが引き込めた後に、光コンセントの設置がされます。
壁にビス止めもしくは、両面テープでの設置となりますが、賃貸の場合にはどちらもオススメしません。
ビス止めはもちろん、両面テープの場合でも取り外しの際に壁紙を破ってしまう可能性があるため、退去時の敷金の査定に影響を与える可能性があるからです。
僕の場合は、壁に止めずに家具と壁の隙間に入れて固定しています。
通信機器を設置する
光コンセントの設置が終わると、NURO光の通信機器が設置されます。
この通信機器はONUといい、光信号をデータ信号に変換する機械になります。
NURO光マンションミニのONUには、本来の機能のほかに無線LANが内蔵されています。
そのため無線LANルーターを自分で用意しなくても、光回線が開通すればそのまま無線LANも利用できるわけです。
しかし内蔵された無線LANの規格は2種類に分かれ、事前に指定することはできません。
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屋外工事ってどんな工事?
- 電柱~MDFに光ファイバーを配線する
- 宅内工事で配線した光ファイバーとMDFで連結する
電柱からMDFまで光ファイバーを配線する
こんな風景を見たことがある人も多いのではないでしょうか?
屋外工事は、電柱の光ファイバーを取り出し、MDFまで配線しています。
これにより、基地局とマンションを接続し、インターネットの通り道をつなぐわけです。
マンション内部に引き込む際には、引き込み柱と呼ばれるマンション専用の電柱まで引き込むか、引き留め金具と呼ばれる建物の外壁にある光ファイバーを固定する金具に引き込みます。
宅内工事で配線した光ファイバーとMDFで連結する
マンションのMDFまで光ファイバーを無事引き込めた場合、部屋からMDFまで伸ばした光ファイバーとの連結工事を実施します。
この連結工事が完了すれば、晴れてNURO光マンションミニの工事がすべて完了し、インターネットの利用が可能となります。
NURO光マンションミニの工事までにネットをつなぐ方法
NURO光マンションミニの工事は2回に分かれるため、申し込みから開通工事までの期間が長くなります。
その間インターネットが利用できなくても、ただ待つだけしかできないのでしょうか?
実はNURO光マンションミニの開通工事を待つ間、62日間は利用料がかからないWi-Fiルーターのレンタルサービスがあります。
NURO光の申し込み受理メールに、Wi-Fiルーターのレンタル申し込み用のURLの記載があるため、そこから申し込みをすればOK。
インターネットの環境がなく、1日でも早く利用したいという人は申し込んでおきましょう。
[aside]※ 63日以降は日割りでWi-Fiルーターのレンタル料が発生します。[/aside]
開通工事までは長いけれど、NURO光マンションミニはオススメです!
NURO光マンションミニの開通工事までが長い理由は、部屋ごとに光ファイバーを引き込んでいるからです。
開通工事までは確かに長いですが、光ファイバーを占有できることで、通信速度の安定につながっています。
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さすがに半年以上待たされる場合には、一言文句も言いたくなりますけどね(^_^;)
でも開通工事が終われば、こんな通信速度でインターネットを利用できるわけです。
戸建てタイプでもなかなかここまでの速度は出せません。
この通信速度でインターネットが利用できるとならば開通工事まで多少待たされても、まぁいいかな?と思い、僕はNURO光マンションミニを導入しました。
光回線をどこと契約しようか迷っている人は、ぜひNURO光マンションミニも検討する1つに乗せてもらえたらと思います。