休日でもお構いなしに上司が電話をかけてくるけど、これっておかしいよね?回避できる方法はないの?
そんな疑問を解決します。
だいたい3分くらいで、読み終わります。
ただですら平日でヘトヘトなのに、休日まで上司の付き合いや仕事はしたくありません。
そこで本記事では、以下のことをまとめました。
- 休日に上司から電話がかかってくる理由
- 休日でも電話をかけてくる上司の特徴
- 休日に上司から電話がかかってきたときの対策
休日とわかっているのに、電話をかけてくる上司はもはや異常です。
平成の初期までであれば、「24時間戦えますか!?」も通用したかもしれません。
しかし今は、働き方改革が叫ばれている令和の時代です。
営業マンの残業代は、営業手当に変わり、時間外に仕事をしても給料が増えることはありません。
そこで本記事では、休日にもかかわらず電話をかけてくるモンスター上司の特徴を知り、上手く対応する方法をまとめました。
- 休日の上司の電話にウンザリしてる人
- 休日なのにタダ働きさせられている人
- 仕事とプライベートを分けたい人
そんな僕も上司からの電話で急遽休みに仕事をした経験があります。上手く回避して、少ない休日を死守しましょう!
本記事の筆者とは?
⇒ 40代の中小企業に勤めるサラリーマン(中間管理職)です。新規開拓ができるという理由だけで、2年おきに全国転勤を指示されます。そんな会社に嫌気がさし、2009年のリーマンショックの中で内定8社を獲得した自信を引き連れて、40代で転職活動を再開しました。
休日にもかかわらず上司が電話してくる理由とは?
ハッキリ言います!
休日なのに上司から電話がかかってくる事態は、異常である以外なにものでもありません。
クレーム対応の電話はこの限りではありませんが、部下が休みと知った上での仕事の指示や説教であれば、まともな職場ではありません。
ではなぜ、休日にも関わらず上司は電話をしてくるのでしょうか?
- 仕事の依頼・指示
- ゴルフや飲みのお誘い
- 単なる嫌がらせ
これらを分析していきます。
仕事の依頼・指示
あ~○○くん?
休日で悪いんだけど、月曜日の朝一で資料が必要だから、やっといてくんない?
1番多いのがこのタイプじゃないでしょうか。
休日でリラックスしてたのに、一気に萎えたわ~。休みモードがぶち壊し!って感じですよね。
しかし上司からの業務指示なので、仕方なく手伝ってしまう人がほとんどなのでは?
でもこれは完全に業務指示なので、会社側は従業員に時間外手当を支払う義務が発生します。
あまりにも頻繁に休日の仕事の指示が来る場合には、「労働施策総合推進法(4)過大な要求」に該当し、パワハラとして訴えることも可能です。
ゴルフや飲みのお誘い
あ~○○くん?
今からゴルフ・飲み会があるから、出てきなよ!
フレンドリーを謳っている会社に多いタイプです。
いくら社員間の仲がいいといっても、休日まで会社の人の顔を見たくないですよね。
でも断ると嫌な顔をされたり、仕事の評価を下げられてしまうかも?と思って、嫌々ながら顔を出す。
そんな人も少なくないのでは?
でも残念ながら休日の呼び出しだけであれば、業務にもパワハラには該当しません。
休日の呼び出しを断ったことで、仕事を外されたり無視をされた場合には、「労働施策総合推進法(3)人間関係からの切り離し」に該当し、パワハラとして訴えることも可能です。
単なる嫌がらせ
あ~○○くん?
売上が足りてないのに、休んでいる余裕あるんだね!?
売上至上主義の会社によくあるタイプです。
確かに営業マンである以上、売上達成は必達目標となります。
ですが、売上が達成していないからといって、休日返上で働く必要はありません。
しかも休日まで上司からこのような電話がかかってくることは、ストレスでしかありません。
「労働施策総合推進法(2)精神的な攻撃」に該当し、パワハラとして訴えることも可能です。
休日でも電話をかけてくる上司の特徴とは?
休日に電話をかけてくる上司の主な特徴です。
- 仕事のマネジメントができていない
- 仕事しかイキガイがない
- 友達がいない・家族と上手くいっていない
これらを分析していきます。
仕事のマネジメントができていない
休日まで仕事の指示を出してくるということは、平日の間に仕事が片付けられない段取りが下手くそな上司に該当します。
もしくは、顧客の言いなりになってしまい、そもそもが無理な要求を押し付けられてしまう、交渉ができな上司に該当します。
そのツケを部下に押し付けて、休日まで仕事を依頼してくる、とても残念な上司です。
しかしこのタイプの上司は、仕事を断ると逆ギレしてくるので、普段からあなた自身が「都合のいい部下」にならないことを注意しましょう。
仕事しかイキガイがない
休日まで仕事の電話をかけてくる上司は、仕事しかイキガイがないのかもしれません。
休日でも仕事のことが頭から離れず、不安や心配から部下に電話をかけてくるのでしょう。
誰もがリラックスできる休日にまで電話をかけてくる、他人を思いやれない残念な上司です。
このタイプの上司は、仕事を断ると「お前は仕事を甘く見ている!」などの説教が始まるので、あなた自身が仕事の報連相をしっかり行う「安心できる部下」になる必要があります。
友達がいない・家族と上手くいっていない
休日まで電話をかけてくる上司は、友達がいない・家族と上手くいっていない可能性が高いです。
休日なのに、友達からも家族からも相手にされず、時間を持て余しているのでしょう。
断りづらい部下にしか相手にされない、まったく人望のない上司です。
このタイプの上司は、お誘いを断ると裏切られたと感じ、イジメに発展するケースがあるため、普段から休日は忙しいアピールをしておきましょう。
休日に上司から電話がかかってきたときの対策とは?
休日に上司から電話がかかってきたときの対策は、以下の3つがあります。
- 仕事と割り切って電話に出る
- メールで返答する
- 1回目の着信には出ない
これらを分析していきます。
諦めて電話に出る
休日の上司からの電話に出ていいことはありませんが、出なかったことで後々揉めたくない。
そんな人は、もう仕事だと割り切ってしまって、電話に出ることも必要です。
とりあえず電話には出て、仕事の依頼であれば平日ではダメなのか?を確認しましょう。
休日まで上司に気を遣う必要があり、非常に面倒くさいですが、1番リスクが少ない対策です。
メールで返答する
休日の上司からの電話には出たくないけど、無視もしなくない。
そんな人は、電話が鳴りやむのを待って、メールで対応しましょう。
「移動中のため、電話には出られません。どうされましたか?」と対応することで、上司の声を聞かずに済みます。
もちろんクレーム対応であった場合には折り返しの電話が必要ですが、そうでなかった場合には大抵メールで要件が片付けられます。
1回目の着信には出ない
休日は従業員に与えられた立派な権利です。
いくら上司からの電話でも、休日まで対応する必要はありません。
営業マンであれば得意先の電話もあると思いますが、上司の電話についても1度目の電話は無視するのも手です。
大した要件でなかった場合には、大抵はそれで終わります。
多少勇気が試されますが、出社時に謝罪をしたり、2度3度と電話が鳴りやまない場合には折り返しをすれば、問題ありません。
それでも休日に上司からの電話が続く場合には転職を考える
警察官や医師であれば、休日でも出勤命令が下ることは多いでしょう。
しかしそれを課している反面、手当や保証もしっかりしています。
対して我々サラリーマンは、泣き寝入りを要求される場合が多く、それが日常化しています。
人生は仕事だけではなく、自分の時間や家族とのコミュニケーションも必要です。
それを奪うような度重なる休日の上司からの電話。
黙認している会社は、もはや普通ではありません。
ガマンを続け、あなたの人生を疲弊させても家族を崩壊させても、会社は何も保証してくれません。
あまりにも休日の上司からの電話が多い時は、思い切って転職することをオススメします。