転職すれば今の苦しみから解放されるのだろうか?
転職すれば人生がバラ色に変わるのだろうか?
そんな疑問にお答えします。
確かに転職をすれば職場環境がガラリと変わるので、人生が変わるような気がします。
しかし結局のところは、サラリーマンという立場は変わりません。
下手をすれば、転職前の職場よりも条件・環境が悪化するなんてことも・・・。
- なぜ転職しても人生が変わることがないのか?
- どうすれば人生を変えることができるのか?
こんな悩みを抱えた人に向けて、今回のブログを書きました。
中小企業に勤める40代のサラリーマンです。
過去に転職を2度経験し、今の会社は3社目になります。
でも、転職しても根本的な悩みは解決できませんでした。
そこでブログというツールを知り、会社の看板がなくても、自分個人でお金を稼げる方法を見つけました。
筆者と同じように、仕事で悩んでいる人の参考になれば幸いです。
転職は人生を変える1つのツールですが、転職がすべてを解決するわけではありません。
転職だけで人生が変わることはない
仮にあなたが行きたい・やりたいという会社に転職しても、あなた自身の人生が根本的に変わることはありません。
確かに職場環境や仕事内容は大幅には変わりますが、サラリーマンという立場が変わったわけではないからです。
筆者も転職を2度ほど経験していますが、転職によって1つの悩み(長時間労働)が解決しても、また別の悩み(転勤族)が発生しています。
なぜ転職で人生が変わることがないのか?をご紹介していきます。
人の褌で相撲を取っているから
サラリーマンは会社から与えられた場所や機器、お金を利用して、仕事をしています。
営業マンであれば、会社のサービスや商品を、会社のお客様に販売しているに過ぎません。
でも新商品を企画したり、新規開拓したお客さんは自分の成果でしょ?
という声も聞こえてきそうですね。
確かにあなたの成果ではありますが、新商品の開発には会社がお金や人員が使われています。
新規開拓したお客さんも、会社の信用があってお取引につながっています。
あなたが転職・退職をしたときに、新商品もお客様も次の会社に持っていくことができない理由です。
会社は常に変わるものであるから
会社は利益を追求していく集合体であり、時代にあわせて進化をしていくものです。
あなたが入社したときと10年後では、職場環境や取扱い商品がガラリと変わる可能性もあります。
入社当時はいい会社だったのに、最近は納得できないことばかり・・・。
入社当時では理想の職場環境であったとしても、だんだんと違和感を生じることも起きるでしょう。
筆者の会社も10年前はエリア限定の小さい会社でしたが、全国に営業所を構えるまでとなりました。
そのため筆者も転勤族となってしまい、1~2年おきに引越しをするように・・・。
結果、長時間労働は解消されましたが、来年自分が住んでる場所も予想できなくなりました。
結局は雇われだから
結局のところサラリーマンは、雇われです。
会社にあなたの労働力や時間を切り売りしている代わりに、給料をもらっているだけに過ぎません。
うちは成果報酬型だけど・・。
もちろん成果報酬がもらえるケースもありますが、利益はすべて会社に帰属されることになります。
つまり会社であなたが獲得した実績・売上・お客さんはすべて会社のものになり、あなたの財産にはなることはありません。
人生を変えるための3つの方法
サラリーマンが仕事上で得た利益やお客さんはすべて会社に帰属されますが、そこで培ったノウハウやスキルまでは奪われることはありません。
また毎月の給料によって、生活が守られていることもサラリーマンのメリットです。
人生が確実に変わる方法を、筆者から提案させていただきます。
与えられた仕事+αにも取り組む
現職であなたに与えられた業務+αに取り組むことが重要です。
その+αとは、「平社員であれば係長の仕事の一部」「係長であれば課長の仕事の一部」「課長であれば部長の仕事の一部」といったイメージです。
筆者の場合には、社会人3年目のときに、仕事の遅い先輩社員の業務を半分受け持っていました。
もちろん残業時間は増え毎日愚痴っていましたが、結果的には段取り・調整が身に付きました。
でも、がんばっても給料変わらないしなぁ・・。
確かに給料に反映されないかもしれません。
しかし20代前半で誰よりも仕事をしたという自信と経験値によって、2009年の就職氷河期の転職活動でも、8社から内定を獲得できました。
給料を上げるという目的よりも、市場価値やスキルアップを目的にすることで、モチベーションも保つことができます。
副業で個人のスキルを高めておく
会社の看板がなくてもお金を稼げるスキルは、絶対に身に付けておきましょう。
会社の平均寿命は23.3年と言われています。
(東京商工リサーチより引用)
倒産まではいかないにしろ、早期退職制度(リストラ)の対象者に選ばれる可能性もあります。
サラリーマンであれば「定年まで安泰」という時代は、とっくに終わりを告げています。
そうは言われても、副業ってなにをすればいいの?
ただですら時間のないサラリーマンにオススメの副業は、ブログです。
あなたの好きな時間で、ブログ記事を積み上げることができるから。
アメブロやはてなブログなどの無料ブログもありますが、規約や縛りが厳しくアカウント停止の可能性があります。
そのため、ブログを副業にするなら、自身でサーバー契約が必要なワードプレスをオススメします。
月1,000円程度のコストはかかりますが、収益性やデザインの自由度がケタ違いです。
カンタンではありませんが、アフィリエイトやアドセンスという広告収入を得られれば、給料+αの収入が見込めるようになります。
筆者もワードプレスでブログを運営していますが、月数万円の収益が上げられています。
そのほかにも、パソコンスキルやライティングスキルの向上といった、お金以外のメリットも大きいと感じています。
自分のスキルを可視化しておく
最後に自分のスキルを可視化するために、転職活動に必要な職務経歴書を作成しておきましょう。
実際に転職活動をしない人でも、職務経歴書からあなたのスキルを可視化することに利用できます。
職務経歴書って何を書けばいいの?
職務経歴書の内容は、あなたがこれまで取り組んできた仕事の内容と結果、その結果を得るために培ったノウハウなどを書き込むものです。
【リクルートエージェント】のこちらのページにサンプルがありました。
参考にしてみてください。
また、これまでのあなたの経歴が確認できることでスキルや経験値の可視化ができるほか、転職活動には絶対に必要となる書類です。
いざ転職活動をする状況になっても、スムーズに活動に移行できるメリットもあります。
まとめ:転職だけで人生が変わることはない!すべては自分次第!!
確かに転職は職場環境や人間関係をリセットするには、有効な手段の1つです。
しかし転職だけでは、人生がガラリと変わることはありません。
転職してもサラリーマンでいる以上、会社や上司の方針・指示から逃れられない運命だからです。
だからこそ、常にあなた自身のスキルや経験値をアップデートしておき、市場価値を高めておく必要があります。
そうしておけば、転職でもほかの求職者との差別化することができます。
会社の看板を捨ててでも稼げるようになるかもしれません。
筆者からは、以下3つのことに取り組むことをオススメします。
- 与えられた仕事+αにも取り組む
- 副業で個人のスキルを高めておく
- 自分のスキルを可視化しておく
副業を始めたい!と思った人は、関連記事も参考にしてみてください。