いつも仕事を丸投げしてくる上司がいるけど、指示が曖昧でミスったら激怒。上手くいっても成果は上司のもの。これっておかしくない?
そんな疑問にお答えします。
だいたい3分くらいで、読み終わります。
- 仕事を丸投げしてくる上司の特徴
- 上司から丸投げされる仕事の内容
- 丸投げしてくる上司への対策
ただでさえ自分の仕事で忙しいのに、上司の仕事を丸投げされていい気分はしませんよね?
こんなツイートをしました。
丸投げしてくる上司ほど、ミスしたら激怒するし、上手くいっても成果は自分のもの。
ほんといい加減にしてもらいたいものです。
そこで本記事では、仕事を丸投げしてくる上司の特徴と対策をまとめました。
- 上司からいつも仕事を丸投げされて困っている人
- 丸投げしてくる上司がどんなつもりなのか知りたい人
- 自分も部下に仕事を丸投げしていないか心配な人
上司とはチームの仕事を成功へと導き、成果に責任を持つために与えられた役割です。部下を服従させ、威張るだけの上司は役割を果たしていません。
本記事の筆者とは?
⇒ 40代の中小企業に勤めるサラリーマン(中間管理職)です。新規開拓ができるという理由だけで、2年おきに全国転勤を指示されます。そんな会社に嫌気がさし、2009年のリーマンショックの中で内定8社を獲得した自信を引き連れて、40代で転職活動を再開しました。
仕事を丸投げしてくる上司の特徴
仕事を丸投げしてくる上司は、こちらの都合など一切お構いなしに仕事を振ってきます。
仕事の納期がギリギリで丸投げされて、バタバタさせられることもあるでしょう。
しかも具体的な指示事項もなく、今までの経緯もわからないから、投げられた部下は苦労します。
そんな仕事を丸投げしてくる上司の特徴とは、どんなものがあるのでしょう?
丸投げ上司は保身に走りやすい
仕事を丸投げしてくる上司の特徴として、部下は単なる道具としか考えておらず、自分の保身に走りやすいです。
丸投げした仕事の成果を部下に渡さず、その仕事でミスった部下には執拗に責め立てる。
丸投げ上司がよく使う言葉
「俺に恥をかかせるつもりか!?」
「そんな仕事もできないのか!?」
でも本来は丸投げした上司の責任であって、部下に説教する資格はありません。
丸投げ上司は客先と交渉ができない
仕事を丸投げしてくる上司の特徴として、客先から言われたことしかできない人が多いです。
いわゆるYESマンってやつですね。
客先からの無茶な要求や納期に対しても全部引き受けてしまうので、やらされる部下はたまったものではありません。
休日にわざわざ電話がかけてきて、仕事の依頼を振ってくる上司もいます。
丸投げ上司は仕事ができない
仕事を丸投げしてくる上司の特徴として、実は仕事ができない人が多いです。
自分で仕事のやり方がわからないので、部下にお願いするしかありません。
そういう人はプライドも高いので、仕事ができないことを隠して、偉そうに指示を出してきます。
仕事の詳細を確認しても、「それくらい自分で考えろ!」が口癖です。
上司から丸投げされる仕事内容
上司からの依頼される丸投げされる仕事には、一切ヤリガイを感じません。
その仕事の背景もわからず、出した成果すら上司のものになってしまうので、当然の話ですね。
そのくせ、納期がギリギリなので、こちらの仕事も調整しなくてはいけなくなります。
では、丸投げされる仕事はどんなものがあるのでしょう?
提案書や見積もりの作成を丸投げ
丸投げされる仕事内容として、客先に提出する提案書や見積もりの作成が挙げられます。
でも客先とどんな話になっていてどんな要望があり、競合他社の価格帯もわかりません。
結果、丸投げされた部下が客先まで連絡をして、内容の確認や競合他社の調査まで行うケースも多いでしょう。
無事に受注に至っても、売上は上司が独り占めになるので、1番厄介で面倒な業務指示と言えます。
業務手配を丸投げ
丸投げされる仕事内容として、受注した仕事に関する業務が挙げられます。
注文を受けたあとのデータ入力やトラブル対応など、手間がかかることやメンタルがやられる業務が多いです。
トラブル対応のときなど、「上司を出せ!」と言われて相談しても、基本は出てきません。
仮に出てきたとしても、「余計な仕事を増やすな!」とお説教が待っているでしょう。
出張のチケットや宿泊先の手配を丸投げ
丸投げされる仕事内容として、出張のチケットや宿泊先の手配が挙げられます。
部下も出張に同行するならまだしも、上司ひとりしか行かない出張の手配を丸投げされても、部下には負担でしかありません。
さらに宿泊先が「汚かった!」と文句を言われたら、「だったら自分でやれよ!」と思いますよね。
宿泊先のポイントまで上司が受け取っているなら、目も当てられません。
仕事を丸投げしてくる上司への対策
丸投げしてくる上司に、「もういい加減にしろ!」と言いたい気持ちはわかります。
しかし丸投げ上司に文句を言い返しても、確実にいい結果にはなりません。
でも泣き寝入りするのは、納得いきませんよね?
ここはあなたが賢くなって、丸投げしてくる上司を利用しちゃいましょう。
積極的に丸投げ上司に協力する
丸投げしてくる上司の対策として、逆にこちらから積極的に上司に協力してみましょう。
納期ギリギリになってから渡されるのを待つのではなく、あなたから仕事を取りに行くことで余裕を持って取り組むことができます。
そして、あなたのスキルアップのため!と思うことも重要です。
上司の仕事すらこなせてしまうと会社にも認めさせ、出世への道を切り開くために上司を利用しましょう。
仕事が立て込んでいるアピールをする
そうは言っても、自分の仕事が立て込んでいるときに、上司の仕事までやっていられません。
報告・連絡・相談を普段よりも多めにして、仕事が立て込んでいることをアピールしましょう。
それでも丸投げしてくる上司が多いですが、断るときの言い訳の布石を打つことができます。
あなたにもあなたの仕事があり、あなたの仕事を待っている人がいるわけですから、断りやすい環境を作っておくことも重要です。
丸投げ上司を反面教師にする
丸投げ上司を反面教師にして、あなたも同じ行動を取らないように気をつけましょう。
あなたがやられてイヤなことは、あなたの部下もイヤに決まっています。
仕事を依頼するときには、なぜ任せるのかをしっかりと伝え、任せた仕事の結果をイメージさせることが重要です。
そして、任せた仕事の全責任はあなたが背負い、成果は部下に渡してしまいましょう。
そうすることでチーム内の雰囲気はよくなり、あなたが指示を出す前に動いてくれる部下が増えることにつながります。
丸投げしてくる上司とどうしても働きたくなかったら・・
いくら仕事とはいえ、上司から仕事を丸投げされたら、気分がいいものではありませんよね。
でもそこは逆手にとって、1つ上の仕事ができているんだ!と思い、上手く立ち回りましょう。
1つ上の役職の仕事を無難にこなすことができれば、出世コースも見えてくるでしょう。
しかし、もしあなたの気持ちを押し殺し、常にガマンを強いられる職場であれば、まともな環境ではありません。
本来、仕事や職場とは自己表現の場であって、決して上司の奴隷になる場所ではないからです。
丸投げしてくる上司がどうしても許せないならば、環境を変えることも必要でしょう。
でも40代で転職先は見つかるの?年齢で足切りされない?
確かに40代の転職活動は、非常に厳しいと言われています。
しかし転職ができないか?と言われたら、そんなことはありません。
これまでの仕事や管理職としての経験を求めている会社はたくさんあります。
実際に僕も40歳で転職活動をして、内定ももらえましたよ。
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