40代のサラリーマンで、1度も会社を辞めたい!と思わなかった人はいないでしょう。
会社を辞めたいという理由は、仕事の内容や人間関係に加えて、会社の業績や収入面と人によって様々です。
でも実際に会社を辞めてしまう人が少ないのは、40代の転職には大きなリスクも伴うことが考えられます。
そこで、40代のサラリーマンが会社を辞めたいと思う理由と、辞めたいと思ったときにやっておきたいことをまとめました。
40代サラリーマンが会社を辞めたい!と思う理由
40代は働き盛りと言われる年代ですが、1度も会社を辞めたい!と考えない人はいないでしょう。
そこで40代が会社を辞めたい!と考えてしまう理由を紐解いていきます。
自分の仕事が評価されずに、給料が増えていかない
40代で会社を辞めたいと考えてしまう理由の1つに、自分の仕事が評価されないことが挙げられます。
一生懸命に仕事に取り組み、キッチリ成果を出しているのに、評価がされないことでモチベーションに影響が出てきます。
新規顧客を開拓しまくった!売上を2倍にした!でも評価はいつも通り・・。ではやってられませんよね?
仕事の成果がしっかり評価されなければ、会社を辞めたいと思うことは至極当然の結果です。
職場環境が自分に合っておらず、常に息苦しい
40代で会社を辞めたいと思う理由2つ目は、職場環境が自分にまったく合っていないことが挙げれらます。
ある程度は仕事だから・・と納得はしていても、やはり自分に合っていない職場に毎日通うのはつらいものがあります。
毎日のように飲みの誘いがある。残業が100時間を超えている。などの粗悪な職場環境では、精神的に疲弊してきます。
働きやすい環境でなければ、自分のスキルが活かせなくなり、会社を辞めたいと思ってしまうことも多いでしょう。
会社の将来性・経営状態に不安を感じている
勤めている会社の将来性や経営状態に不安を感じている場合にも、会社を辞めたいと思うことでしょう。
明日の自分や家族の生活もままならない状態では、この先の人生を安心して歩いていくことができません。
特に新型コロナウイルスの影響で日本経済は大打撃を受け、2612社もの会社が倒産しました。
経営状態が悪化している会社では職場の雰囲気も悪くなりがちなので、会社を辞めたいと思ってしまうでしょう。
希望しない異動・転勤の辞令が出てしまった
会社を辞めたいと思ってしまう最後の理由は、希望しない異動や転勤の辞令があった場合です。
今まで培ってきたスキルや住む場所を強制的に変更させられる異動や転勤は、退職を考えるキッカケになります。
実際に筆者も転勤を3度経験しましたが、それまでの人間関係は途絶えてしまい、経済的な負担も大きいと感じています。
異動や転勤が頻繁にあるとプライベートが犠牲になるため、会社を辞めたいと思う理由としては成立します。
40代が会社を辞めたい!と思っても、辞められない理由
とは言え、40代のサラリーマンは会社を辞めたいからと言って、簡単に辞めることができません。
40代のサラリーマンが会社を辞めたいのに、辞められない理由を紐解いていきます。
転職先が見つからないかも・・という不安
40代が会社を辞められない理由の1つ目は、次の会社が見つからないのではないか?という不安があるからです。
実際に転職サイトを覗いてみても、40代向けの求人は20~30代と比べて、圧倒的に少ない現実。
転職先がないのなら、今の会社でガマンをするしか・・と思う人も多いでしょう。
仕事がなくなってしまうという恐怖心から、会社を辞めたいけど辞められないとブレーキがかかるわけです。
今のポジションを失うことへの恐怖
次に40代が会社を辞められない理由として、今のポジションを手放すことへの恐怖心があることが挙げられます。
40代ともなると、今の会社でそれなりのポジションに就いているため、新しい会社でまた1から下積み生活を始めたくないと考えるわけです。
実際、これまでマネジメントしていた20~30代から、逆に管理されるのは嫌ですよね。
会社でのポジションを失うくらいなら、今の会社にいた方がいい!という結論になるわけです。
新しい環境に馴染めないかも・・という心配
40代が会社を辞められない理由の3つ目は、新しい環境に飛び込む勇気が持てないことです。
会社を辞めて新しい会社に転職するということは、これまでの環境がガラリと変わるため、新しい職場に自分をマッチさせる必要があります。
例えば定時帰りが当たり前だった職場から、残業必須の会社に転職をする場合には、ライフスタイルが変わってしまいます。
当然新しい環境に飛び込むことはメリットもありますが、特に40代ではデメリットも大きくなるため、二の足を踏む人が多くなるでしょう。
家族や親族からの反対される
最後に40代が会社を辞められない理由として、家族や親族から反対されることが挙げられます。
「嫁ブロック」や「親ブロック」によって、不安な気持ちが大きくなり、会社が辞められなくなります。
家のローンはどうするの?40代で転職先なんか見つからないよ!と言われたら、尻込みしちゃいますよね?
家族や親族の理解がなければ、なかなか40代で会社を辞めることはできません。
会社を辞めたい!と思ったときに40代がやるべきこと
40代が会社を辞めたい!と思っても、実際に行動に移せる人は多くはありません。
しかし行動に移さなければ、事態は何も変わりません。
そこで出来るだけリスクを追わずに、人生を好転させる方法を解説していきます。
仕事をしながら転職活動を始めてみる
会社を辞めたいと思ったら、まずは今の仕事を続けながら、転職活動を始めてみましょう。
仕事をしながら転職活動をこなすのは、想像する以上に大変ですが、毎月の収入は精神安定剤にもなります。
また別の会社の情報収集をするだけでも、今の会社との比較・対比ができるため、冷静に現状を把握することができます。
しかし仕事をしながらの転職活動は時間的制約もあるので、転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントに登録することで、自分で求人を探す必要もなく、面接対策などのサポートも受けることができるからです。
副業を始めて給料以外の収入を得る
今の会社に収入面での不満があるなら、副業を始めてみるのも1つの手段です。
副業がうまく軌道に乗れば、給料以外の収入を得ることができ、会社に依存しない生き方ができるようになります。
給料とは別に収入を得ることで、今までガマンをしてきた理不尽な指示に対しても、NO!と声を上げる勇気も生まれてきます。
しかしながらサラリーマンには時間的な制約もあるため、副業の種類も限られてくるのも事実。
そんなサラリーマンには、好きな時間に活動ができるブログ・アフィリエイトがおすすめです。
収入を得るまでの時間はかかりますが、安定し始めると黙っていても月に1~2万円は稼げるようになります。
まとめ:会社を辞めたい!と思ったなら、40代でも動いてみましょう
40代が会社を辞めたいと思うのは、仕事へのやりがいや将来性に不安を感じているからです。
「今の会社で定年まで働いていいのだろうか?」
「自分を殺してまで、この会社に勤める意味はあるのだろうか?」
しかし悩んでいても状況は悪くなる一方で、年齢を重ねるごとに、ますます追い込まれていくでしょう。
今の会社に依存するのではなく、まずはあなた自身がどうなりたいか?どうしたいか?を考えて、動いてみることをおすすめします。
すぐに転職エージェントに登録するのも・・。という人は、自己分析から始めてみるのもおすすめですよ。
40代の転職の攻略法が知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。